プロペシアをやめるベストなタイミングは?やめたらどうなる?リバウンドするの?

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病院でAGA治療を行う時、必ずといって良い程処方されるのがプロペシアという内服薬です。プロペシアは、AGAに対する効果が高く、AGA治療に有効であると認められた数少ない医薬品です。実際にプロペシアを継続して服用することで、AGAの進行が止まり、満足している方は多いようです。

しかし、プロペシアは決してリーズナブルなお薬ではありません。毎月、約8,000円ほど薬代がかかります。そういったことも含めて、プロペシアをいつ止めたらいいのかそのきっかけが分からずに困ってはいないでしょうか。例えば風邪薬などだと、熱や頭痛といった症状が治まれば再診をしてまた薬を処方してもらうといった必要はありません。ですが、継続をすることで効果を発揮するプロペシアの場合、やめる為の最適なタイミングが分からないものです。このタイミングについてどのように考えれば良いのでしょうか。

今回は、プロペシアのやめるタイミングややめた場合にどのような状態になるのか詳しく解説していきます。

プロペシアをやめるとどうなるの?

プロペシアをやめるとどうなるの?
プロペシアは、服用を止めてしまうと、だんだんと薬を服用する前の状態へと身体が戻っていきます。つまり、プロペシアを服用することで抑えられていた5αリダクターゼが活性化してジヒドロテストステロンが増加してしまうのです。ジヒドロテストステロンはAGAの原因となりますから、これが増えるということは当然髪の毛も元の状態へと戻るということになります。ただし、元に戻るまでにどれくらいの期間がかかるかは、人によりそれぞれです。一般的にはプロペシアの服用期間が長いほど、元に戻るまでの期間も長く、数ヵ月しか服用していない場合は短期間で元の状態へ戻ると言われています。

このようにプロペシアは体質改善の医薬品ではありません。根本的にAGAを治すわけではなく、あくまでも要因を抑えてくれるだけなのです。プロペシアを中止すると遅かれ早かれAGAが再発します。

プロペシアをやめても急激に抜けることはない?リバウンドは起こる?

プロペシアをやめても急激に抜けることはない?リバウンドは起こる?
プロペシアの服用を中止するとリバウンドをするという言い方が正しいとは言えません。リバウンドとは、薬の服用を中止することで急激に症状が悪化することを意味しています。ですが、プロペシアの場合、服用を中止したからといって急激に抜け毛が増え髪が薄くなる訳ではありません。しかも、リバウンドという言葉のなかには薬を服用する以前よりも症状が悪くなるという意味がこめられています。プロペシアの場合、服用の中止によって以前より症状が悪化することはありません。

ですが、プロペシアの服用を止めた人の中には、服用前よりも頭皮が薄くなったと訴える人がいます。AGAは進行性の疾患です。また、年齢が上がるほど症状も顕著になります。AGA服用前よりも中止後の方が確実に年齢があがっていますから、時間の経過と共にAGAが進行しただけの話です。それがあたかもプロペシアのせいでリバウンドをしたかのように見えてしまうんですね。

プロペシアをやめる最適なタイミングは?

プロペシアをやめる最適なタイミングは?
プロペシアをやめる最適なタイミングは、もうAGAの治療を止めてもいいと自分で思った時です。ですからいつ服用を中止するのが最適かは人によって全く違うと言えるでしょう。自分の中で薄毛問題にけじめがついた時がプロペシアを止めるのに最適な時期だと言えるはずです。

プロペシアをやめると副作用もなくなる?残る?

プロペシアをやめると副作用もなくなる?残る?
プロペシアの服用を止めると基本的には副作用もなくなると言われていますが、希にポストフィナステリド症候群などの副作用はプロペシアの服用を止めたあとも残るケースも報告されています。

服用をやめるべき症状は?時期は?

服用をやめるべき症状は?時期は?
プロペシアは、服用した初めの頃に一時的に抜け毛が増えることがあります。しかし、人によっては一向に初期脱毛の症状が治まらないケースもあるようです。これは、プロペシアが体質にあっていない事が考えられるので服用の中止を考えてください。また、その他、副作用が激しい場合、一向に改善しない場合もプロペシアの服用を中止したほうが良いでしょう。ただし、やめるべき時期を自己判断せずにプロペシアを処方してくれた医師に相談しましょう。実は止めなくても大丈夫な症状であっても、自己判断で止めてしまうことは勿体ないことですよね。初期脱毛などは勘違いしやすいのでとくに注意が必要です。

まとめ

まとめ
プロペシアは根本的なAGAを治す医薬品ではありません。ですから、当然やめることによって髪の毛の状態はもとへと戻ってしまいます。しかし、これはリバウンドと言うことはできません。プロペシアを止めたからといって、そのせいで症状が悪化することはないのです。症状が悪化したように見えた場合は、時間の経過によりAGAが進行しただけで、プロペシアによるリバウンドではありません。

また、いつプロペシアを止めるべきかは、自身の選択の問題です。副作用などがひどく、止めなくてはいけないという場合を除いていつ止めるかは本人次第。最適なタイミングや時期は異なるのです。プロペシアを止める時はなるべく医師に相談しましょう。