プロペシアによる初期脱毛でスカスカに?原因は?対処法はあるの?

AGAの治療薬といえば、プロペシア。それくらい病院でもプロペシアは一般的に処方されるAGA治療薬です。AGAに悩んでいる人なら、プロペシアを使用した経験がある、もしくはプロペシアを知っている人は多いのではないでしょうか。

プロペシアは、日本皮膚科学会のAGA治療におけるガイドラインでも非常に有効であるとしてAランクに位置付けられています。男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが影響するAGA治療おいて、プロペシアのようなフィナステリド配合薬は欠かせない存在なのです。

しかし、Aランクを獲得しているプロペシアにも気になる問題があります。それが、プロペシアを服用する事で初期の段階では脱毛が起きるということです。これを「初期脱毛」と一般的に言われています。

では、プロペシアによって引き起こされると言われている初期脱毛とは、一体どんなものなのでしょうか。今回は、プロペシアの服用による初期脱毛について解説していきます。

プロペシアの初期脱毛でスカスカに?スカスカとはどんな状態?

プロペシアの初期脱毛でスカスカに?スカスカとはどんな状態?
プロペシアによる初期脱毛で頭皮がスカスカになる、そんな事を聞いたら怖くて服用できなくなってしまいそうですね。でも、実際にプロペシアによる初期脱毛で頭皮がスカスカに…とはどんな状態なのでしょう。

頭皮がスカスカといっても、プロペシアによる初期脱毛には個人差があります。スカスカといってしまうと、頭皮がかなり見えてしまって寂しい状態のように思えますが一概には言えません。

そもそも人間は、AGAに悩む人ではなくても1日に100本前後は抜け毛がおきるものです。それがプロペシアを服用することによって起きる初期脱毛では、その抜け毛が30%から40%は増えるケースが多くなっているようです。

もともとAGAに悩む人は、普通よりも抜け毛が多いものですからその30%~40%増というと、人によっては確かに頭皮がスカスカになってしまう人もいるでしょう。ただし、それはプロペシア服用前からの頭皮の状態にもよります。

プロペシアとは?

プロペシアとは?
プロペシアの有効成分は、フィナステリドといって5αリダクターゼを阻害する働きのある薬です。フィナステリドはもともと前立腺肥大の治療に効果的な成分とされていましたが、さまざまな研究により今ではプロペシアとしてAGA治療に使用される薬となったのです。

プロペシアは複数の国で製造されていますが、どれもプロペシアはメルク社製となります。日本でもプロペシアという名前で処方されているのは、メルク社製のフィナステリド錠という事になります。フィナステリドが有効成分のAGA治療薬として正式に認可されているフィナステリドは、このプロペシアのみです。そのため、フィナステリド錠の中でもプロペシアの販売価格は高めに設定されている事が多くなります。

その効果について話を戻すと、テストステロンと結びつく事で、ジヒドロテストステロンを発生させる5αリダクターゼを阻害する事でヘアサイクルを通常に戻し、脱毛を防ぐのがプロペシアのAGAに対する効果なのです。

プロペシアが起こす初期脱毛のメカニズム

プロペシアが起こす初期脱毛のメカニズム
でも、脱毛を防ぐはずのプロペシアがなぜ初期脱毛を引き起こしてしまうのでしょう。そのメカニズムはどうなっているのでしょうか。

正常なヘアサイクルでは、髪の毛の成長期は約3年~5年となってきます。つまり、単純にいってしまえば3~5年間は脱毛をする事がなく髪の毛は成長を続ける時期にあたるということです。通常は、髪全体の90%の毛髪がこの成長期にあたるはずなのです。

しかし、AGAを発症しているとこのヘアサイクルの周期が乱れてしまい成長期が極端に短くなってしまいます。ですから、脱毛が増えて薄毛になってしまうんですね。

プロペシアを服用すると毛母細胞が活性化され、このヘアサイクルを戻す為に新しい毛髪が毛根から押しあがってくるんですね。そして今あるヘアサイクルの乱れてしまった毛髪が押し上げられて抜け落ちるのです。これがプロペシアが起こす初期脱毛が起きるメカニズムとなります。

初期脱毛のケア方法は?

初期脱毛のケア方法は?
初期脱毛が起きた場合、その際にはどんなケア方法をすれば良いのか気になりますね。でも、実際は特別なケアをする必要はなく、頭皮を清潔にして過ごす事が一番です。

あまりにもひどいようなら、医師に相談をして服用量を減らすといった選択肢もあるかもしれません。ですが、お手入れとしては普段通りで構いません。逆に必要以上にケアをすると、頭皮に負担をかける事になってしまうかもしれませんよ。

プロペシアの服用で初期脱毛が続く期間は?

プロペシアの服用で初期脱毛が続く期間は?
初期脱毛は、いつまでも続くという事はありません。プロペシアの服用で通常は、3ヶ月程度の期間で終わると考えられています。ただし、それ以上長く続く場合には、初期脱毛ではない可能性もありまsので、すぐに医師に相談してくださいね。

プロペシアの副作用として初期脱毛はあげられていない

プロペシアの副作用として初期脱毛はあげられていない
実はプロペシアの副作用として、初期脱毛はあげられていません。製造元の見解としては、初期脱毛とプロペシアの因果関係は分かっていないということです。

ただ、実際にプロペシアの服用により初期脱毛が起きた人は珍しくありません。また、医師の間でもプロペシアによる初期脱毛の可能性を肯定しているケースも少なくないのです。

プロペシアの初期脱毛は副作用ではない

プロペシアの初期脱毛は副作用ではない
プロペシアの初期脱毛は、有る意味AGAの治療薬としての効果が高いゆえに起きるとも言えます。ヘアサイクルが正常に戻るための過程とも言えますから、副作用ということはできません。

まとめ

まとめ
プロペシアによる初期脱毛は、副作用ではなくヘアサイクルが正しい過程に戻るためのプロセスととれます。通常は3ヶ月程度、いつもより抜け毛が30~40%ほど増えると考えておきましょう。

とはいってもプロペシアを飲んで初期脱毛が起こり、不安に感じた場合は医師へ相談をしてみましょう。その上で治療の方針を決めることだって可能です。

また、プロペシアによる初期脱毛が起きないからといって薬が効いてないわけではありません。プロペシアに限らず薬には、個人差があるものなのです。