初期脱毛が終わらない?原因と対処法は?

AGA治療をする前に覚悟をしておきたいのが、初期脱毛です。しかし、いくら初期脱毛について覚悟をしていても、いつまでも脱毛症状が終わらない場合は不安になりますね。

もし、こうした初期脱毛がいつまでたっても治まらない場合はどうしたら良いのでしょうか。このページでは、AGA治療をしていく中で初期脱毛が治まる気配がない場合、その原因はなんなのか?またその時の対処方法はどうしたら良いのかについて紹介していきます。

初期脱毛とは?

初期脱毛とは?
初期脱毛は、AGA治療を開始した際に一部の人に起こる可能性のある症状です。そもそもAGAの治療をする人は、日頃から抜け毛が多く悩んでいることでしょう。しかし、AGA治療を始めたことにより、今までよりも抜け毛の量が増えてしまうことを初期脱毛といいます。

その抜け毛の量は人それぞれですが、明らかにいつもよりも治療を開始してから抜け毛が増えたという場合は、初期脱毛だと考えても良いでしょう。痛みなどはなく、頭皮に特別異常が起きるわけでもないのですが、初期脱毛の程度がひどいと毛髪の密度が非常に低くなり頭皮がスカスカになってしまうこともあります。

初期脱毛がおこる期間は?

初期脱毛がおこる期間は?
初期脱毛がおこる期間にも個人差があります。また厳密に初期脱毛のおこる期間について調べた正式なデータがあるわけでもありません。ただAGA治療を始めてから、早い人では1週間前後から、平均して2~3週間程度で初期脱毛が起こることが多くなっています。そして、その持続期間は1ヶ月から2ヶ月ほどです。そして、この初期脱毛が治まると徐々に脱毛した部分から新しい髪の毛が伸びてくるのです。

なぜ初期脱毛はおこるの?

なぜ初期脱毛はおこるの?
AGA患者の毛髪は、正しいヘアサイクルのものではなく、極端に成長期が短い毛髪が多くなっています。通常なら何年間もある毛髪の成長期が、短期間で終わってしまい細いまま退行期、休止期へと入ってしまうんですね。

休止期へ入ってしまった毛髪は、後は抜け落ちるのを待つだけです。AGA治療をスタートすると、毛母細胞が活性化されるので毛根から新しい髪の毛が生えてきます。

その際に休止期に入っている髪の毛が抜け落ちるのです。AGA治療により、一斉にこうした現象が起きると通常よりも抜け毛の数が増えて初期脱毛が起きてしまいます。これが初期脱毛が起きる仕組みだと言われているのです。

初期脱毛が終わらない原因は?

初期脱毛が終わらない原因は?
初期脱毛の多くは、3ヶ月もあればその症状が治まります。しかし、中には3ヶ月が過ぎても脱毛が治まらない場合があります。

その原因として考えられるのは、まずはその治療方法が体質にあっていないということも考えられるでしょう。その場合、抜け毛は初期脱毛でなかった可能性があります。

また、もしくは初めからAGAではなく他の疾患であった可能性があります。その場合、いくらAGAの治療をしても効果がありません。正しい治療をせずに放置しておけば、脱毛が続いても不思議はないでしょう。

例えば、ストレスなども脱毛を引き起こす原因です。もし、ストレスによる脱毛の場合、フィナステリドなどのAGA治療薬を使用しても意味はありません。ですから、抜け毛がどんどんひどくなったり、止まらないという事があってもおかしくないでしょう。

そして、3ヶ月以上抜け毛が治まらないと自分では感じていても、実は全体の毛髪のボリュームはアップしているといったケースも少なくありません。どうしても一度抜け毛が増えると気になってしまいますが、客観的にみると抜け毛はあっても新しく生えてきた髪の毛がたくましく成長をしてボリュームアップにつながっているものです。3ヶ月たっても初期脱毛が治まらないと思ったら、自分だけではなく客観的な判断が必要になってきます。

他にも抜け毛の量は季節にも少なからず影響を受けます。季節柄どうしても抜け毛が増える時期にあたり、初期脱毛の期間が通常よりも長引いているという可能性も考えられますね。

とは言っても、3ヶ月が過ぎても初期脱毛が治まらないと感じたら医師に相談をしてみると良いでしょう。本当は、きちんと治療の効果があらわれているという可能性もあります。抜け毛の量も自分が気になるだけ、といった事もあるでしょう。とにかく不安を拭い去るためにも、自分だけで問題を抱えこんで悩んでいるのはNGです。

本当に初期脱毛なのか、それとも違う原因が隠されているのか、これからどうしていけば良いのかも含めて医師ならきっと良いアドバイスをくれるでしょう。

薬別:初期脱毛の平均期間

治療別:初期脱毛の平均期間
AGA治療にはいくつかの方法があります。主に処方される薬の種類によって初期脱毛の期間に違いはあるのでしょうか。
 

プロペシア

プロペシアはフィナステリドが主成分の5αリダクターゼを阻害する効果がある飲み薬です。最も一般的な治療方法のひとつだと言えますね。そんなプロペシアは1~2ヶ月ほど初期脱毛が続くケースが多いようです。

デュタステリド

デュタステリドは、フィナステリドと同じ用な作用があるもののその効果はフィナステリド以上だと言われています。デュタステリドもその初期脱毛の期間は1~2か月程度が最も多いものの、比較的フィナステリドよりも初期脱毛が長く続くことがあるようですね。

ロゲイン

ロゲインとは、ミノキシジルが主成分の外用薬です。そもそも外用薬や内服薬よりも初期脱毛が起こりにくいともされています。そのため初期脱毛の期間も1か月ほどで治まることも少なくありません。ただ個人差があるため、2ヶ月以上続くケースも勿論あります。 

ミノキシジルタブレット

 
同じミノキシジルでも内服薬のミノキシジルタブレットの場合、初期脱毛が起きる可能性は外用薬よりも高くなるでしょう。それでも期間は2ヶ月程度です。

初期脱毛が続く期間には、あまり治療方法による違いはありません。多くが1~3ヶ月続くケースが多いというのが、初期脱毛の特徴です。また持続期間については、薬の種類よりも個人差によるところが大きいと言えます。

発毛剤(リアップなど)

AGA治療に使用されるものと同じ成分が配合されている発毛剤などは、病院処方のものではなくても初期脱毛が起きる可能性はあります。特に個人輸入などで購入する発毛剤に関しては、クリニックと同様にフィナステリドやデュタステリドが配合され初期脱毛が起きることもあるでしょう。

育毛剤や育毛サプリで初期脱毛はおこらない?

育毛剤や育毛サプリで初期脱毛はおこらない?
ただし育毛剤や育毛サプリメントは、いわば髪の栄養剤であり薬ではありません。育毛材や育毛サプリメントは、治療ではなくヘアケアのカテゴリーに分類されます。そのため発毛効果は期待できず、穏やかな効果しか望めません。ただその分、初期脱毛が起こらないのです。つまり、これは育毛剤やサプリメントには毛母細胞の分裂を促すような作用はないという事にもなります。

まとめ

初期脱毛が起きると分かっていても、実際に一日に何百本も髪の毛が抜けると不安になるものです。ただ、中には抜け毛にばかり意識が向いてしまい段々と髪の毛がボリュームアップしている事にも気がついていない可能性もあります。他にもAGAではない疾患により脱毛が続いている事もあるかもしれません。

初期脱毛が治まらないと感じたら客観的な判断を仰ぐようにすると良いでしょう。