女性用薄毛治療薬パントガールで初期脱毛は起きる?
パントガールは、薄毛や抜け毛に悩んでいる女性を対象として開発された製品ですが、使用することでプロペシアやミノキシジルのような初期脱毛や副作用は起こるのでしょうか。女性向けなだけに、初期脱毛は本当に気になるところですよね。
このページでは、パントガールの初期脱毛について解説していきます。
パントガールとは?
まずは、パントガールについて説明します。
近年では、発毛クリニックやAGAクリニックなどを多く見かけるようになり、薄毛は治せる時代になりました。しかし、薄毛治療薬の中にはプロペシアなど女性への使用が禁忌とされているものも少なくありません。世の中にある多くの治療薬は、どちらかというと男性向けの製品と言えるでしょう。
その中で薄毛に悩む女性の為に作られた医薬品、それがパントガールです。
カプセルタイプの内服薬で、臨床試験では3ヶ月で約70%の女性が抜け毛の減少を実感、さらにその内の20%は抜け毛がほぼ気にならないまで大幅に改善されたという報告書があがっています。女性用の治療薬というだけあって、男性型脱毛症であるAGAではなく、びまん性脱毛や産後の抜け毛の改善に期待できます。女性の抜け毛を改善し、発毛を促す薬としてその効果と安全性が世界で初めて認められた薬になります。
気になる成分は、アミノ酸の一種であるL-システインやたんぱく質のケラチン、ビタミンBといった毛髪の成長に良いとされる構成になっています。
パントガールで初期脱毛は起こる?
薄毛の治療薬は、初期脱毛が起きるもの、起こらない薬は効果がないというイメージを抱いている人も少なくありません。では、パントガールはどうなのでしょうか。結論は、極めて初期脱毛のリスクは少なといえます。薬を服用したからといって、著しい抜け毛が見られることはないでしょう。
その理由は、パントガールに含まれている成分にあります。髪の成長に良い栄養成分がメインのため他の薄毛治療薬と違い安全性が高く、これまで副作用の報告もあがっていません。毛髪の栄養補給的な役割を果たす製品ですから、初期脱毛を起こすことなく穏やかに髪の健やかな成長を助けてくれます。
初期脱毛の症状がでた場合の対処法は?
もし、パントガールで初期脱毛と思える症状が出た場合は、処方をしてもらった医師に相談をするべきです。上記でも述べた通り、パントガールでは初期脱毛の確率はかなり低いと言えます。そのため、もし脱毛が起きた場合、それは初期脱毛ではない可能性があるでしょう。
ただし、薄毛治療にパントガールと併用して別の薬も使っていたなら、そちらの薬が初期脱毛を引き起こしている可能性があります。その可能性も一度考えてみましょう。
パントガールの副作用や注意点は?
パントガールは、これまでに副作用の報告はされていませんので、安心して服用することが可能です。
ですが、副作用の心配がなく安心な製品であっても摂取量などはきちんと守る必要があります。パントガールは1日3回、1カプセルずつ服用します。効果を早く出したいからといって、決まった量以上に多く薬を摂取してはいけません。また、1日3回服用するところを1回や2回しか飲まなかったり、1度にまとめて服用したりする事も止めましょう。他にも妊娠中や他の薬を服用している場合も、医師と相談をするべきです。
何よりも注意したいのは、パントガールの入手方法になります。パントガールは、ドラッグストアなどで一般販売されておらず、クリニックを受診した上で処方してもらう必要があります。ところが、今は個人輸入により医師を介することなく薬を手にいれる事も出来るのです。一見便利に思えますが、個人輸入で購入したパントガールは正規品ではない恐れがあり、健康被害を及ぼすリスクがあります。正規品と違い効果が現れない場合も多く、トラブルとなることもあるので手を出さないようにしましょう。
まとめ
薄毛に悩む女性の救世主とも言えるパントガールは、効果が高くそれでいて副作用はないという優れた医薬品です。単独で使用した場合、多くの薄毛治療薬で報告をされている初期脱毛が起きるリスクもみられません。ちゃんとした医療機関で処方してもらい、摂取方法を守れば安心して服用することの出来る薬であることは間違いないでしょう。