AGA治療を止めるどうなるの?リバウンドしない方法は?

AGAは完治しない!根本的な治療方法はないから、治療を止めると元に戻ってしまう!なんていう話を聞いた事はありませんか?こういった話を耳にして、ショックを受ける人も少なくありません。自暴自棄になってしまう人もいるでしょう。中にはだったらAGA治療なんて意味がないと思う人もいるかもしれませんね。でも、実際のところAGAは治療を止めるとどうなってしまうのでしょうか?

今回は、AGA治療を止めるとどうなるのか?また止めるべき時期などについて説明していきます。

AGA治療をやめるとどうなるの?

AGA治療をやめるとどうなるの?
AGAは、基本的にその治療を止めてしまうと元の状態へ戻ると言われています。実際に治療を完全にストップしてしまうと徐々に頭皮の状態は元に戻っていきます。また、元の状態にとどまるだけでは済まずに、そのまま治療をしないままでいるとさらに薄毛は進行して行くのが普通です。 

そのため、AGA治療を止めたら症状が以前よりひどくなってしまったとリバウンドのような状態に憤る人がたまにいます。しかし、それはAGA治療を継続せずに止めたせいで薄毛が悪化したわけではありません。AGA治療によって食い止めていた薄毛が、治療を止めたことによって通常通りに進行しただけの話なのです。

AGAは悲しいことに進行性の症状ですから、治療を選択していない人ももちろん進行しますし、治療を止めた場合でも進行をしていきます。

AGA治療を止めて元に戻るスピードは?

AGA治療を止めて元に戻るスピードは?
ただし、AGAの進行具合は非常に個人差が大きいものです。AGA治療を止めても、しばらく良い状態をキープして緩やかに薄毛になっていく人もいますし、進み具合がもっと早い人もいます。

これは、元々ある個人のジヒドロテストステロンの量や男性ホルモン受容体の感受性などに左右されると考えられます。また、ある程度は生活習慣や食生活などの影響も受けると考えられます。

このようにAGA治療を止めて元に戻ってしまうスピードというものには個人差があるのは確かですが、かといって治療を止めた数日で生えてきた髪の毛がボロボロ抜け落ちるといったような恐ろしい状況になるわけではありません。

平均すると、6ヶ月~1年ほどで元のような状態へと戻っていくとされています。そして、元の状態へ戻ると今度は徐々に進行していくことになるのです。

AGA治療は一生つづけないといけないの?

AGA治療は一生つづけないといけないの?
現在の段階では、AGAによる症状を抑制して発毛に成功した状態をキープし続けたいのなら、一生治療を続けなければいけないうという結論になってしまいます。ただ、AGAを発症していなくても加齢により誰でも毛髪は細くなり男性も女性ボリュームはなくなっていくのが普通です。ですから、人によってはある程度の年齢になったらAGAの治療を止めるという人も多くなっていますね。AGA治療を一生続けるかどうかは、100%自分の判断次第だと言えるでしょう。

どうしても、治療を続けるのが嫌な場合は、「自毛植毛」や「HARG療法」といった選択肢があります。

治療費は髪が増えれば安くなる?薬は減らせる?

治療費は髪が増えれば安くなる?薬は減らせる?
AGAの治療費は、安くても1ヶ月に1万円前後の費用が必要です。しかし、AGA治療はずっと同じ内容を継続するというわけではありません。治療を進めるうちに、効果があらわれると初期と同じような治療を続ける必要はなくなっていくため、薬の量を徐々に減らしていくことが可能になります。脱毛の抑制と発毛が促進すれば薬を減らすことができますから、それはすなわち費用も減らすことができるということになります。

ですが、自分の勝手な判断で薬を減らすなどの処置をとるのはおすすめできません。医師と相談をしながら、調整していくことがベストです。

AGA治療を止めてもリバウンドしない治療方法はあるの?

AGA治療を止めてもリバウンドしない治療方法はあるの?
AGA治療の選択肢は非常に幅が広いので、治療をやめてもリバウンドしない方法があるんじゃないかと考えてしまうものです。本当にリバウンドしない方法はないのでしょうか。

自毛植毛

治療をやめても薄毛がもとに戻らない方法は、植毛です。

植毛は治療とは少し意味合いが違いますが、これなら一度植毛をするとリバウンドのような状態にはなりません。最近主流の植毛は、人工毛ではなく自毛植毛となります。自毛植毛はその名の通り、男性ホルモンの影響を受けにくい部分、つまりAGAになりにくい部分の髪の毛を薄毛の部分に植毛をするという方法です。

薬を使用した治療方法ではないので、治療を止めたからといってリバウンドするといったようなことはありません。

HARG療法

効果を比較的持続できる治療方法として紹介されているのがHARG療法です。HARG療法とは、成長因子に発毛剤を加えた薬を直接頭皮に注射をする治療方法となります。

簡単に説明すると、成長因子を投与することで毛母細胞や頭皮の幹細胞が活性化する事により発毛が可能となるというのが、HARG療法のメカニズムです。治療が終わっても、頭皮が若返った状態になっているので効果が持続するという理論になっています。

ただ、HARG療法も1回の施術で効果があらわれるわけではありません。何度も繰り返し治療をするのが一般的です。

また、このHARG療法については、AGA治療をしている医師の間でもその効果については賛否両論となっています。当然HARG療法を行っている病院では、この治療の効果の高さや持続性をアピールしており、あたかもAGAの完治が期待できそうな説明がされています。

しかしながら実際は、AGA患者が満足するほど発毛するかどうかというと、満足していない人も多くなっているようです。そのうえ、治療を止めた途端に抜け毛が増えて最終的には元の状態に戻ってしまったという患者の声も多く聞かれます。

HARG療法にもやはり個人差があり、治療後のメンテナンスをせず、ジヒドロテストステロンの影響を受ける事によって脱毛が始まることは、やはり避けられないようです。ですから、実際には残念な話ですが、HARG療法などの成長因子を用いたAGA治療も薄毛が完治するとは言えません。

これから期待できる治療法の幹細胞移植

今の段階では、一般の人が手を出せるAGA治療方法で完治を目指すのは困難だと言えるでしょう。しかし、近いうちにもしかするとAGAの完治も目指せる時代がくるかもしれません。それが幹細胞を移植するAGA治療となります。

幹細胞とは、細胞を作る細胞と簡単に覚えておいてください。つまりいろいろな細胞になれる細胞という事です。医療の分野では、いろいろな病気の治療方法として期待され研究が行われています。

その幹細胞をつかったAGA治療方法も現在研究されており、数年以内に実用化するために動いているのです。これは、HARG療法のように幹細胞から抽出された成長因子を用いるのではなく、幹細胞自体を用いる治療方法です。そのため、これまで以上の効果と完治が期待できます。

妊活中はAGA治療を止めるべき?

妊活中はAGA治療を止めるべき?
結婚をしている方は、AGA治療中に妊活をしても良いのかと不安になる人が少なくありません。AGA治療をする事によって不妊になるのではないか、また生まれてくる赤ちゃんに何か問題が生じるのではないかといった不安があるものです。

結論から先にいうと、男性がAGA治療中に妊活をしても問題はないと考えられます。実際、AGA治療中でも多くのカップルが赤ちゃんを授かっていますし、治療中に授かった赤ちゃんに何か問題や障害があったという報告もありません。

ですが、AGA治療に使用されるフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルはリビドーの減退や勃起障害、精子の質の低下などは現実的にある問題となっています。そのため人によっては、妊活にとって障害となる可能性もあるでしょう。

そして男性以上に注意をしなくてはいけないのが、女性になります。もともとフィナステリドやデュタステリドなど男性ホルモンに影響をする薬は女性には処方される事はありません。しかし、もしも妊活中や妊娠中にこうした薬を飲んでしまうことや、中身に触ってしまうと胎児に影響が出る可能性があるのです。ですから、妊活中に男性がAGA治療をする場合は、女性の手に触れる事のないように保管には十分に注意をする必要があります。

こうした薬は、男児の生殖機能に問題が起こり、女児の場合であっても成長に問題があらわれる可能性があるのです。男性がAGA治療中にフィナステリドやデュタステリドを服用すると、精子から少量の成分が検出されることが分かっています。ただしそれが、妊活や胎児に影響を与えることはないと言われています。

そのためAGA治療中であっても妊活は可能なのですが、100%影響がないとは言い切れないので心配なら治療は中止したほうが良いでしょう。病院によっては、妊活中はAGA治療として漢方を処方することもあります。

妊活中はAGAの治療をしないという選択肢をとるのなら、妊活の1ヶ月前から薬の服用を止めると体内の中に薬の成分が残っているという事がなくなりますよ。

AGA治療を止めるとAGAは進行する

まとめ
AGAは治療を止める事によって半年から1年ほどで元に戻り、それからさらに進行してしまうのが普通です。HARG療法など効果の持続が期待できると言われているものもありますが、実際にはなかなか難しいのが現実となっています。ですがこれからは、幹細胞を応用した毛髪再生医療によりAGAが完治する時代になるかもしれません。

また妊活中のAGA治療については、問題はないとされていますが、個人の気持ち的に治療をいったん中止するといった選択肢もありでしょう。