AGAのオンライン診療は初診から受けられる?診療価格の相場や安く抑える方法は?

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オンライン診療は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のひとつとして普及しつつある新しい診療方法です。病院に足を運ぶ必要がない便利な診療方法として注目されていますが、初診からオンラインで診察が受けられるか気になる人も多いようです。今回は、AGA治療の初診からのオンライン診療をはじめ、オンライン診療の価格相場や安く抑える方法などを紹介します。

AGAのオンライン診療は初診から可能?


初診からのオンライン診療については、新型コロナウイルス感染拡大防止の特例措置として2020年春より臨時的に受付が解禁され、以後多くのクリニックで導入されています。
AGA治療におけるオンライン診療を初診から受けられるかどうかは、クリニックによって異なります。オンライン診療に対するAGAクリニックの対応は、おおむね以下の3種類に分かれます。

1.初診からオンライン診療を受け付ける

クリニックの中には、初診・再診を問わずAGAのオンライン診療を受け付けている医院があります。公式サイトやアプリなどを通じて予約が可能なケースが多くみられますが、クリニックによっては初診予約と再診予約の窓口(入力フォームなど)が別々に設定されている場合もあります。

2.条件付きで初診からのオンライン診療を受け付ける

新型コロナウイルス感染拡大防止対策のひとつとして一時的に初診でのオンライン診療に対応していたり、相談もしくは自費診療の場合に限り初診でのオンライン診療を受け付けていたりなど、一定の条件付きで初診のオンライン診療に対応しているクリニックもあります。条件の内容が変更になる可能性があるため、事前に内容を確認しておくことが必要です。

3.初診は対面診療が必要

初診時には必ず来院し、医師との対面診療が必要なクリニックもあります。医師による診察を経て、再診時よりウェブやアプリなどを利用してオンライン診療を受け付けています。なお、初診からのオンライン診療に対応しているクリニックであっても、患者の症状などによっては対面診療が求められるケースもあります。

AGAのオンライン診療の価格相場は?


AGAのオンライン診療の価格はクリニックによって様々なため、自分の予算や症状に合う医院を探すことがポイントです。ここではAGAのオンライン診療の価格相場について紹介します。

診察料・相談料:0円~

オンライン診療の診察料もしくは相談料などについて、0円で設定しているクリニックも多々あります。ただし、0円で利用できるのは薬が処方される場合のみで、診察だけ受ける場合は別途診察料が必要になるケースなどもありますので事前に確認してください。

薬代:1,800円程度~30,000円程度(1か月あたり)

薬代については、薬の種類や分量・薬の組み合わせなどによって値段にバラつきがあります。また、発毛を予防するプランやライトプラン・発毛を促進させるプランなど、プランの内容によっても価格に違いが生じています。

薬の配送料など:500円程度~

オンライン診療では治療薬を自宅に届けてもらうこともできますので、その配送料が必要な場合があります。

ジェネリック医薬品を使用すればコストは抑えられる?


AGAの治療費をコストダウンさせる対策として、ジェネリック医薬品を服用するという方法があります。ジェネリック医薬品とは、先発品である新薬の特許期間が満了した後に厚生労働省の許可を得て製造販売される医薬品のことで、先発品と同じ有効成分が配合されているため同等の効果が期待できます。また、先発品より低価格で販売されているため、医療費の負担軽減や効率化のひとつとしても注目されています。

AGAのジェネリック医薬品とは

AGA治療におけるジェネリック医薬品で有名なのは、「プロペシア」と「ザガーロ」のジェネリックです。

プロペシアは、AGAを引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)の生成に関わる5α還元酵素Ⅱ型を抑制する「フィナステリド」が配合された内服薬です。日本では2005年に先発品がリリースされ、ジェネリック医薬品は「フィナステリド錠」として2015年より販売が開始されています。なお、先発品だと28錠入りが8,000円程度ですが、ジェネリックだと同量4,000円程度の価格に設定されています。

ザガーロは5α還元酵素のⅠ型とⅡ型に働きかける「デュタステリド」が配合された医薬品で、2016年に先発品の国内販売がスタートしました。ジェネリック医薬品は「デュタステリド錠」として2020年より販売が開始されています。先発品の価格は30錠入りが10,000円程度、ジェネリックは同量で7,000円程度となっています。

まとめ

2021年6月に、初診からのオンライン診療を2022年度から恒久的に認める旨が織り込まれた規制改革計画がまとめられました。現在はクリニックによって対応が分かれる初診からのオンライン診療ですが、今後一般化する可能性も見えてきています。AGA治療において初診からのオンライン診療は安心なのかどうか、薬を飲めない持病を抱えている人への診察や検査などを考えると、今ははっきりとした答えはわかりません。今後、AGAクリニックがどう変化していくのか注目していきます。