日焼けが薄毛を引き起こす?薄毛と紫外線の関係と頭髪のUVケアに役立つ日焼け止め5選

※一部プロモーション広告を含んでおります

太陽から降り注ぐ紫外線は肌や眼などに影響し、老化や病気を引き起こす要因になることが分かっています。紫外線が当たりやすい頭髪も同様で、頭皮や毛髪のトラブルには紫外線が関わっているケースもあります。

今回は紫外線と薄毛の関係に着目し、紫外線の働きや頭髪への影響、頭髪のためのUVケアなどについてお伝えします。

そもそも紫外線とは?


紫外線は太陽から注がれる光のひとつ。太陽光には「可視光線」と「赤外線」、「紫外線」の3種類があり、可視光線は名前の通り目に見える光で、赤外線と紫外線は目に見えない光です。紫外線はUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類され、そのうち地表に到達するのはUV-AとUV-Bで、UV-Cはオゾン層などの大気圏に遮られるため地表には到達しません。地表に至る紫外線のうち、UV-Bはほとんどが大気圏で吸収され一部のみが地表に届きますが、人間の肌への作用が強く、シミや炎症の要因となったり皮膚細胞に存在するDNAを傷つけたりすると考えられています。一方UV-Aは太陽から地表に行き着く紫外線の9割程度を占めるとされ、波長が長いことから肌の深部にまで到達し、コラーゲンを破壊したり肌の弾力を失わせたりといった悪影響を及ぼします。また、UV-Aは眼球の網膜部分にも届く性質があり、白内障を引き起こす原因にもなるといわれています。上記のようなことから紫外線は人体に良くない作用を及ぼす存在と捉えられ、近年では紫外線から肌を守るUVケアが普及しています。

紫外線にはメリットもある

しかしながら紫外線にも良い一面があり、その代表的な例といえるのが「ビタミンDの生成」と「セロトニンの分泌」です。ビタミンDはカルシウムの吸収を促すことから骨や筋力を強化する働きが期待され、そのほかガンや成人病、アレルギーなどの対策にも役立つといわれていますが、日常の食事だけでは必要量を摂取するのが難しい側面があります。紫外線が肌にあたると皮膚の下部でビタミンDが生成されるため、食事で補い切れないビタミンDを日光浴によってカバーすることが可能と考えられています。また、朝に注がれる太陽光には脳が安心感や幸福感を得る際に必要な「セロトニン」を分泌する作用があることから、精神面にも良い影響を与えるといわれています。このように紫外線にはメリットもありますが、人体に悪い影響を与えるリスクもありますので、UVケアを取り入れながら注意深く付き合っていくことが重要といえるでしょう。

紫外線は頭皮や毛髪に悪影響を及ぼす?


紫外線は肌だけでなく頭髪にも影響を与えます。頭部は直接日光に当たる機会が多く、紫外線によって頭皮や髪の毛にダメージが及び薄毛につながるケースもあるとされています。では、紫外線が頭皮や髪に与える悪影響についてみていきましょう。

1.頭皮や毛根がダメージを受ける

直射日光のような強い日光を浴びることで頭皮が日焼けし、炎症を引き起こす可能性があります。また、紫外線による刺激を受け続けると毛根や毛母細胞がダメージを受け、毛髪が生成されにくくなったり薄毛になったりする恐れもあります。

2.痒みやフケが発生しやすくなる

頭皮は日に焼けることで乾燥しやすくなります。乾燥によって頭皮に潤いが不足した状態が続くと、痒みやフケなどが生じる要因になるといわれています。

3.髪が傷む

紫外線を浴び続けると髪の毛のキューティクルが剥がれて水分などが流出し、パサついたり枝毛になりやすくなったりします。また、毛髪の色素に関わる細胞が損傷を受け、髪の変色や白髪が発生する原因にもなるようです。

4.活性酸素が増加して頭髪トラブルにつながる

活性酸素は紫外線が皮膚や毛髪に吸収されることで発生し、身体を酸化させる働きがあります。身体が酸化すると老化現象が起きて頭皮の臭いが強くなったり、毛母細胞の動きが弱まって薄毛や白髪の発生につながったりすると考えられています。

頭髪のための紫外線対策とは?

紫外線は頭皮や毛髪にも影響を与えるため、肌と同じようにUVケアが必要です。ここでは、日常で取り入れやすい頭髪のための紫外線対策を紹介します。

1.帽子や日傘で頭部を守る

帽子や日傘を利用すれば頭髪を紫外線から守ることが可能です。UVカット機能がついていればより効果が期待できるでしょう。帽子の場合は長時間にわたって被り続けると頭皮が蒸れる可能性がありますので、通気性の良いものを選ぶことがポイントです。

2.毛髪の分け目を変える

頭部の中で特に紫外線があたりやすいのは髪の分け目から露出している地肌です。特定の場所に紫外線があたり続けるとその箇所にトラブルが発生しやすくなるため、定期的に分け目を変えることも毛髪の紫外線対策に役立ちます。

3.日焼け止めを利用する

近年は頭髪にも使える日焼け止めが流通しており、スプレータイプやクリームタイプ、ローションタイプなど様々な種類があります。また、頭髪に直接塗布する日焼け止めだけでなく、飲む日焼け止めも販売されていますので自分に合ったUVケア用品を選びましょう。

頭髪のUVケアに役立つ日焼け止め5選

上記でも触れた通り、現在では頭皮や髪に使用できる日焼け止めが流通しています。商品によって特徴や持ち味が異なりますので自分に合うアイテムを選びましょう。ここでは、頭皮や毛髪の紫外線対策に役立つ日焼け止めを5点紹介します。

リプロスキン UVスプレー

肌だけでなく頭皮や毛髪にも使用できるスプレータイプの日焼け止めです。植物性の保湿成分が配合されており、地肌に潤いを与えたり乾燥やカラーなどで傷んだ毛髪にツヤを与えたりといった作用に期待できます。ウォータープルーフ処方で汗落ちしにくい一方、専用クレンジングが不要なのもポイントです。無着色でアルコールフリー、パラベンフリーのため敏感肌の人やお子さんも使用できます。

商品詳細

スキンアクア サラフィットUV さらさらスプレー

「素肌のようなサラサラ感」が期待できるスプレータイプの日焼け止めで、頭皮や毛髪はもちろん全身に使うことが可能です。逆さまでもスプレーできるため、背中など塗りにくい箇所でも使用しやすいのが特徴です。汗をかいても落ちにくい「耐汗処方」も施されています。無香料無着色でアルコールフリー、アレルギーテスト済みなど肌への優しさにもこだわっています。

商品詳細

アクアシャボン スポーツ UVスプレー


ライムを始めとした爽やかな香りが楽しめるスプレータイプの日焼け止めです。スポーツする人を対象に誕生したウォータープルーフUVケア商品で、汗や皮脂、水に強く、炎天下でも落ちにくいのが強みです。日常使いにも適しており、頭皮や髪の毛にも使用できます。美容液成分や潤い成分が配合されているため乾燥防止にも期待でき、専用のクレンジングが不要なので気軽に利用できます。

商品詳細

ミーファ フレグランスUVスプレー


「フレグランスUVスプレー」という名前のとおり、香りを楽しみながらUVケアできる日焼け止めスプレーです。紫外線だけでなく外部の不快な臭いから髪を守る働きがあるほか、オレンジ油などの配合によって髪をより美しく保つ作用にも期待できます。こちらの商品はマグノリアの香りですが、シェリーサボンやフレッシュマンデーモーニングといったバリエーションもあります。

商品詳細

アロベビー UV & アウトドアミスト


国産オーガニックや天然由来成分などが配合されており、赤ちゃんのデリケートな肌にも使用できる日焼け止めです。合成香料や合成着色料、アルコール、パラベン、シリコンなどが無添加なので、肌への刺激が少なく敏感肌の人にも推奨されています。UVケアだけでなくアウトドア対策が期待できるのもポイントです。ミストタイプなので白浮きしにくく、手軽に塗り直しできます。

商品詳細

日焼け後のケアも重要

頭髪が日焼けした後は、冷たいタオルで地肌を冷やしたり、頭皮専用の化粧水を用いて頭皮の乾燥を防いだりすることが重要とされています。日焼けによる地肌の痒みや痛みなどが長引く場合は、自己判断で放置せず医療機関に相談してください。

まとめ

頭皮や毛髪も肌と同じように紫外線の影響を受けるため、適切なUVケアが必要です。現在では帽子や日焼け止めスプレーをはじめとした様々なUVケアグッズがありますので、自分に合うアイテムを選んで毛髪を守るUVケアに活用してくださいね。