AGAのオンライン診療(遠隔診療)を詳しく解説!準備するものは?メリットや注意点は?

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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ビデオ通話などで診察を受ける「オンライン診療」が注目されています。一部のAGAクリニックでも取り入れられており、スマホやタブレットを使って気軽に受診することができます。一方で、触診や検査ができないなどの注意点もあるため、オンライン診療について正しく理解しておくことが重要です。

今回は、オンライン診療のメリットや手順、クリニックの選び方や注意点について紹介します。

オンライン診療とは?


オンライン診療とは、インターネットを利用した遠隔による診療方法のこと。患者はスマートホンやタブレットといった情報通信機器を通して医師の診療を受け、診療料金や処方薬の決済もオンライン上でおこないます。

情報通信機器を使った遠隔診療については、1997年に厚生労働省が公表した「情報通信機器を用いた診療」の通知をきっかけに検証が繰り返され、2018年3月にはオンライン診療の指針となるガイドラインが発表されました。当初は「初診は必ず対面診療を行う」などの厳しい条件が設けられていたため、クリニック側では導入しにくい側面があったといわれています。しかし新型コロナウイルスの拡大を受け、院内感染などを防ぐために診療条件を時限的に緩和する旨の事務連絡が2020年4月に同省より公表されました。その後オンライン診療を積極的に実施する医療機関が増加し、新しい診療方法のひとつとして注目されています。

オンライン診療のメリット

オンライン診療には、来院して診療を受ける対面診療とは異なる利点があります。ここでは、オンライン診療の主なメリットを6点紹介します。

1.ネットに接続できる環境ならどこでも診療が受けられる

オンライン診療は、インターネットに接続できる環境であれば場所を問わず診療を受けられます。自宅はもちろん、外出先でも利用できます。

2.処方薬や処方箋が自宅に届く

オンライン診療では、処方された医薬品もしくは処方箋を自宅で受け取ることができます。

3.待ち時間が少ない

オンライン診療は診療する日にちや時間が予約できるため、待ち時間を短縮できます。

4.通院時より安価で医薬品が購入できる場合がある

オンライン診療を実施するAGAクリニックの中には、通常よりリーズナブルな価格で医薬品を販売しているところがあります。割引率はクリニックによって異なりますので、HPなどでチェックしてみましょう。

5.来院の交通費がかからない

オンライン診療は来院する必要がありませんので、クリニックまでの交通費がかからないという利点があります。(※クリニックによっては初診時などに来院が必要な場合があります)

6.院内感染の心配がない

他の患者と接触する機会がほぼないため、院内感染のリスクを大幅に軽減できます。

オンライン診療の流れ


クリニックにもよりますが、オンライン診療はおおよそ次のような手順で進められます。

準備するもの

  • ビデオ通話ができる情報通信機器(スマートホン、タブレット、パソコンなど)
  • インターネットに接続できる環境
  • クレジットカード

オンライン診療の主な流れ

  • 1.対面診療による初回診療を受ける(クリニックによっては、初回に医師との対面診療が必要な場合があります。初診からオンライン診療が可能なクリニックもありますので、公式HPをチェックして事前に確認しておきましょう。)問診や検査・処方薬の説明などを受け、オンライン診療に移行
  • 2.クリニックが使用するオンライン診療アプリケーションをダウンロードする
  • 3.診療アプリケーションにアカウント登録する(本人情報やクレジットカード情報などを登録する)
  • 4.オンライン診療の予約をする
  • 5.オンライン診療を受ける(予約した日時にクリニック側から発信があり、ビデオ通話機能を使用して受診します。)
  • 6.診療が終わったら決済画面に進み、クレジットカードを用いて会計する
  • 7.医薬品による治療が必要な場合は、登録されている住所に医薬品もしくは処方箋が郵送される

オンライン診療におけるクリニックの選び方

オンライン診療を希望する際は、プランや配送料、医薬品の処方日数などに注目してクリニックを探すことがポイントといえます。ここでは、AGAのオンライン診療におけるクリニックの選び方について5点紹介します。

1.プランや条件・配送料について

AGAクリニックによっては、オンライン診療を受ける条件として半年以上の申し込みが必要な場合があります。また、夜間に診療を受ける際に別途料金が必要なクリニックもありますので、診療のプランや条件について確認しておくことがポイントです。医薬品の送料については、定期購入や一定の金額以上の購入で送料無料になる場合がありますので事前にチェックしておきましょう。

2.医薬品の処方日数

医薬品の処方日数はクリニックによって異なります。AGAクリニックの場合は1か月、3か月、6か月単位で処方しているケースが多いようです。公式HPなどを確認し、自分の症状や予算に合う処方日数で処方してくれるクリニックを選びましょう。

3.医薬品の受け取りについて

オンライン診療で処方された医薬品の配送方法には、処方薬そのものを配送する「院内処方」と、処方箋を郵送して薬局で医薬品を受け取る「院外処方」の2種類があります。院内処方は自宅にいながら医薬品を受け取ることができますが、医薬品についての不明点をすぐに質問できないなどのデメリットがあります。院外処方は薬局まで足を運ぶ手間がありますが、医薬品についての説明を対面で聞けたり、疑問点をその場で質問できたりするメリットがあります。医薬品の受け取り方法はクリニックによって異なる可能性が高いため、気になる場合は事前に確認しておきましょう。

4.対面診察が可能か

オンライン診療だけでなく対面での診療や検査に応じてくれるクリニックだと、治療中に症状が悪化したり、医薬品による副作用が起こるなど思わぬ事態が起きた場合にも安心です。対面診療になる際に備えて、念のためクリニックの立地や自宅からの経路を把握しておきましょう。

5.信頼できるクリニックを選ぶ

症例が多く実績がある、治療プランや費用などの情報を分かりやすく公開している、医師との相性など、オンライン診療・対面診療に関わらず信頼できるAGAクリニックを選ぶことも重要です。

オンライン診療の注意点

オンライン診療ではスマホやタブレットを通じて気軽に診察を受けられますが、画面越しの診療ならではのデメリットや注意点があります。ここでは、オンライン診療の主な注意点について紹介します。

1.触診や検査などができない

オンライン診療では触診や検査ができないというデメリットがあります。画面上では細かな症状や医薬品の効果、健康状態の変化などが把握しにくいため、治療のアドバイスが難しい場合があるという意見もみられます。なお検査について、血液検査の場合は自分で採血できる検査キットを使用しているクリニックもあります。

2.診察で得られる情報量が少なく、誤診につながる可能性も

オンライン診療は画面を通じての診察になるため情報量が少なく、誤診につながる可能性があることも指摘されています。AGAの場合、実際に診察を受けてみると円形脱毛症だったというケースもあるため、最初は来院して診察を受けることが推奨されています。

3.初診以外で来院を求められる場合がある

症状によっては初診時に限らず来院が必要な場合があります。クリニックの中には、数か月に一度程度を目安に対面診療を実施している医院もあるようです。

まとめ

オンライン診療は自宅にいながら診察が受けられる便利な診療方法です。画面越しでは症状や治療効果が分かりにくい一面があるため、適宜対面診療を取り入れながら継続することが奨励されています。オンライン診療を活用して、AGA改善に取り組んでくださいね。