AGAの予防にも役立つ!毛髪の役割や仕組みは?ダメージの原因や対策法

AGA治療では主に「抜け毛改善」や「発毛」に焦点が当たりますが、毛髪の本来の役割や構造、成長過程やダメージについて知っておくこともAGA改善や薄毛対策に役立つと考えられます。

今回は、毛髪の役割や構造、毛髪のダメージや抜け毛の原因などについてお伝えしますので、AGA対策につながる知識のひとつとして参考にしてください。

そもそも髪の毛ってどんな存在?


太古の昔、人類の身体は他の動物と同じように長い体毛で覆われていました。衣類を身に着けるようになってから外部の温度や衝撃などをカバーできるようになり、頭髪を除く体毛が薄くなっていったと考えられています。
頭部に残った毛髪は、現在もなお人間にとって重要な役割を担っています。次に、髪の毛の主な役割について3点紹介します。

1.頭部(脳)を守る

毛髪の役割のひとつは頭部を守ることです。人間の頭部には身体全体の指令を司る脳がありますが、毛髪は外部の温度や危険などから脳を守る役割を担っています。

2.老廃物や有害物質を体外へ排出する

身体にとって有害な物質を体外へ排出することも毛髪の役割に含まれます。人間は日常生活を送る上で水銀や鉛など身体にとって有害な物質を体内に取り込んでいますが、毛髪の1本1本に有害物質や老廃物を排出する機能があり、随時排出活動をおこなうことで不要な物質の蓄積を防いでいます。

3.外部からの刺激を感知する

毛髪は「感覚器官」「触覚」としての役割も担っています。毛根周辺に存在する神経が外部からの刺激に反応し、身の回りの状況を感知する手助けをしてくれています。

毛髪の構造や成分について


1本の髪の毛はロールケーキのような造りになっており、内側から「毛髄質」「毛皮質」「毛小皮」と呼ばれる構造によって成り立っています。これを「毛髪の三重構造」と呼びます。次に、毛髪の三重構造や毛髪を構成する成分についてみていきましょう。

毛髪の三重構造

毛髄質
「メデュラ」とも呼ばれ、髪の毛の真ん中に位置しています。脂肪やメラニン色素などが含まれるほか、この毛髄質の量が髪の毛の太さに影響を与えるといわれています。
毛皮質
「コルテックス」とも呼ばれる部分で、上記の毛髄質を包囲するように存在します。繊維状の造りで、保湿機能やメラニン色素を含むほか髪質や髪の弾力に影響を与えます。毛髪のほとんどの部分を占める部分です。
毛小皮
「キューティクル」とも呼ばれ、毛髪の最も外側に存在している部分です。魚の鱗のような形状をしており、何層か重なり合うイメージで髪の根元から毛先までを覆っています。撥水性があり、外部の刺激から毛髪を守る役割があります。

毛髪を構成する成分

1本の毛髪を構成する成分の割合は、「ケラチン」と呼ばれるタンパク質が90%程度、水分が13%程度とされています。残りは色素や皮質などによって構成されています。

髪質のタイプについて


毛髪の質は人によって「太い」「細い」「癖がある」など様々なタイプがあります。髪質のタイプは大別すると2種類、より細かく分けると5種類に分けられます。

髪質の2大タイプ

硬毛
1本1本の毛髪が太くて硬い髪質のことで、毛髪の芯が頑丈なためダメージを受けにくいのが特徴です。コシがあり、全体的な毛量が多い傾向があります。
軟毛
柔らかくて細い髪質のことで、キューティクルの層が薄いため傷みやすいといわれています。

その他の3タイプ

剛毛
硬毛よりもなお硬くて丈夫な髪質のことを指し、キューティクルの密度が高い点が特徴です。硬毛と同じく、傷みにくい性質があります。
直毛
いわゆる「ストレートヘア」のことで、真っ直ぐ伸びる髪質を指します。比較的丈夫でしっかりした髪質といわれています。
くせ毛
髪の毛が捻じれたりうねったりして真っ直ぐに伸びない髪質のこと。S字状にうねる「波状毛」、1本1本の髪の毛が捻じれる「捻転毛」、髪の縮れが強い「縮毛」、数珠が連なったように髪の太さにバラつきがある「連珠毛」といった種類に分けられます。

毛髪はどんなふうに成長する?


毛髪の成長は「毛包」が生成されることから始まり、「発毛の周期」を意味する「ヘアサイクル」を繰り返しながら生え変わっていきます。ここでは、毛髪の成長に大きく関与するヘアサイクルの段階について紹介します。

成長期

毛髪が生成されて伸びていく段階のことで、毛髪を生成する毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで髪の毛が作られていきます。この時期の髪の毛は1日当たり0.3mm程度伸びるといわれています。

退行期

毛母細胞の細胞分裂活動が低下すると共に、その活動が徐々に停止に向かう段階のこと。毛根が委縮して角質化し始める時期でもあります。

休止期

毛母細胞の活動が停止し、休眠のような時期に入る段階のこと。毛母細胞の活動が止まったことにより髪の毛が抜けていきますが、内部では次の毛髪の生成が始まっています。

毛髪のダメージや抜け毛の7つの原因


毛髪は健康的に成長することが理想ですが、何らかの原因でダメージを受けることがあります。また、生活習慣などの影響でヘアサイクルが乱れると抜け毛が増え、AGAなどの脱毛症を引き起こすこともあります。ここでは、毛髪のダメージや抜け毛の主な原因について7点紹介します。

1.シャンプー

毛髪のキューティクルは水に塗れると開く性質がありますが、この状態でゴシゴシと洗ってしまうと指や髪同士の摩擦によって髪が痛みやすくなります。

2.ドライヤー

ドライヤーからの熱風で毛髪の水分が蒸発し、ダメージを誘発することがあります。また、ヘアアイロンなどで高熱を加えると、毛髪が痛むだけでなく髪質が変わってしまうこともあるようです。

3.パーマ・ヘアカラー

パーマやヘアカラーを施すことによって毛髪に存在するタンパク質が流出し、髪の毛が空洞化すると考えられています。髪の毛が空洞になると、パサパサになったり切れ毛が増えたりといったダメージ症状が現れます。

4.食生活

食生活の乱れは毛髪の成長にも影響を与えます。特に、髪の成長に必要なタンパク質や亜鉛、ビタミン類などの栄養素が不足すると、毛髪に栄養が届きにくくなり抜け毛やダメージの原因になります。

5.生活習慣

毎日の習慣も毛髪の健康に関係しています。例えば、睡眠不足は毛髪の成長を促進する「成長ホルモン」の分泌を妨げるため、毛髪が育ちにくくなります。また、喫煙も毛髪の健康を阻害する習慣といわれています。煙草に含まれるニコチンには血管を縮める作用があり、血行不良が起こることで毛髪に必要な栄養が運ばれにくくなって毛髪のダメージや抜け毛につながります。

6.ストレス

過剰なストレスによって自律神経のバランスが乱れると、交感神経が優勢になって血管が縮み、髪の毛が必要とする栄養が行き届きにくくなります。交感神経が活発になると皮脂の分泌量も増えるため、頭皮環境が悪化して抜け毛の原因になります。

7.その他

上記の他に、紫外線やホルモンバランスの乱れなども毛髪のダメージや抜け毛を引き起こす要因になります。

毛髪を健康に保つ5つの対策方法


毛髪のダメージや抜け毛を防ぐためには、日常的なヘアケアや食生活、習慣などに注意する必要があります。ここでは、毛髪を健康に保つ主な対策方法について紹介します。

1.ヘアケアを見直す

シャンプーや髪の乾かし方などヘアケアに注意することも毛髪の健康に役立ちます。シャンプーする際は力任せに洗わず、泡で頭皮を揉みこむイメージで洗いましょう。髪を乾かす際はドライヤーを地肌から20cmほど離し、風を根元にあてながら短時間で乾かすことがポイントです。なお、自然乾燥だと毛髪に不可欠なタンパク質や水分が失われていくため、ドライヤーによる乾燥が推奨されています。また、パーマやヘアカラーによるダメージ対策としては、施術後にトリートメントを行うという方法があります。

2.バランスの良い食生活を心がける

毛髪の健康に役立つ栄養素を意識しながら、バランスのとれた食生活を心がけましょう。毛髪の9割を占めるタンパク質は、肉や魚・卵などに多く含まれています。毛髪に不可欠なケラチンの合成に関わっている亜鉛は、主にレバーや魚介類などに含まれています。さらに、新陳代謝の促進や毛母細胞の活性化に関係するビタミンB2やビタミンB6、血流の巡りを良くするビタミンEなども積極的に摂取しましょう。ビタミンB2は乳製品や青魚など、ビタミンB6は肉類やナッツ類、ビタミンEは胡麻や魚介類などに多く含まれています。

3.生活習慣を改善する

生活習慣の改善も毛髪の成長に良い影響を与えます。質の良い睡眠をとることで成長ホルモンの分泌が促され、髪の毛が健康的に育ちやすくなります。また、喫煙を控えることで血流がスムーズに循環し、毛髪に必要な栄養が届きやすくなると考えられています。

4.ストレスを溜めすぎない

ストレスの軽減も毛髪の健康に必要不可欠なポイントといえます。ストレスが蓄積しないよう、趣味や運動に興じて適度に発散させましょう。また、交感神経が優位になりすぎないよう副交感神経とのバランスを取ることも重要です。副交感神経はリラックスしたり眠ったりしている際に優位になりますので、生活の中で穏やかになれる時間を確保しましょう。なお、上記二つの神経はホルモンバランスにも影響を与えます。

5.その他

上記の他には、紫外線から頭皮を保護するために、帽子や頭皮専用の日焼け止めを利用するといった方法があります。

まとめ

毛髪は顔の印象に大きな影響を与える要素といわれていますが、その他にも脳を保護したり外部の刺激を察知したりといった重要な役割を担っています。生活習慣やヘアケアなどに注意して、毛髪の健康的な成長を促していってください。

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